コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

音曲師 オンギョクシ

デジタル大辞泉の解説

おんぎょく‐し【音曲師】

俗曲をうたう芸人。音曲者。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

おんぎょくし【音曲師】

寄席で、端唄・都々逸どどいつなどを唄う芸人。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

音曲師
おんぎょくし

寄席(よせ)において日本の音楽、とくに三味線を用いて唄(うた)の芸を披露する芸人。文政(ぶんせい)(1818~30)のころには、端唄(はうた)、よしこの節、潮来(いたこ)節がよく歌われたが、天保(てんぽう)(1830~44)のころ都々一坊扇歌(どどいつぼうせんか)が都々逸(どどいつ)を寄席演芸として成功させた。音曲師は、東京の寄席の出演順番では、おおむね膝替(ひざがわ)り(真打ちのすぐ前に出る芸人)として登場する。音曲師は、近代に入っても上方(かみがた)より東京のほうが伝統を守り、その数も多い。近年では柳家小半治、橘家(たちばなや)米蔵、柳家三亀松(みきまつ)、春風亭枝雀(しじゃく)などがよく知られた。[関山和夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の音曲師の言及

【音曲】より

…寛政(1789‐1801)末ごろ,初代船遊亭扇橋のはじめた音曲噺(おんぎよくばなし)は,落語の間に下座(げざ)の三味線に合わせて歌をうたったもの。その後これに似せて俗曲や流行歌(はやりうた)をうたって人気を博したものを音曲師といった。また寄席で演奏される音楽芸を〈音曲吹き寄せ〉と称し明治時代に流行した。…

※「音曲師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

音曲師の関連キーワード朝寝坊 むらく(6代目)三遊亭 市馬(代数不詳)三升家 勝次郎(4代目)三升家 勝次郎(3代目)柳家 枝太郎(4代目)滝川 鯉かん(2代目)橘家 円太郎(6代目)蜃気楼 龍玉(2代目)柳家 三亀松(2代目)三遊亭 萬橘(2代目)三遊亭 円馬(3代目)春風亭 柳枝(8代目)春風亭 小さん(初代)立花家 花橘(初代)都々逸坊扇歌(初代)柳家 小せん(初代)都々逸坊扇歌(4代)都々逸坊扇歌(3代)都々逸坊扇歌(2代)都々逸坊扇歌(5代)

今日のキーワード

あおり運転

危険運転の一種で、前方を走行する車両に対する嫌がらせ行為。車間距離を極端に詰めて道を譲るように強要する、猛スピードで追い回す、ハイビームやパッシング、並走しての幅寄せなどで威嚇する、といった行為が該当...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

音曲師の関連情報