デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広瀬式部太夫」の解説 広瀬式部太夫 ひろせ-しきぶだゆう ?-? 江戸時代前期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。貞享(じょうきょう)-元禄(げんろく)(1684-1704)のころに江戸で流行した式部節の祖。初代土佐少掾(とさのしょうじょう)橘正勝の門下。一説に薩摩掾外記(さつまのじょう-げき)の門下ともいう。短編の作品,端物(はもの)を得意とした。曲風は外記節ににたもので,河東(かとう)節に影響をあたえたという。初名は万太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例