布施常松(読み)フセ ツネマツ

20世紀日本人名事典 「布施常松」の解説

布施 常松
フセ ツネマツ

明治〜昭和期の畜産家



国籍
メキシコ

生年
1875年

没年
1932年

出身地
滋賀県

学歴〔年〕
東京帝大卒

経歴
東京帝大助手傍らスペイン語を学び、1902年メキシコに渡る。’03年帰化。チアパス州牧場などを経営し、日系2世やメキシコ人の教育にあたった。’32年帰国途中の船上で客死した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「布施常松」の解説

布施常松 ふせ-つねまつ

1875-1932 明治-昭和時代前期の畜産家。
明治8年生まれ。母校東京帝大の助手をつとめながらスペイン語をまなび,明治35年メキシコにわたる。36年帰化。チアパス州で牧場などを経営し,かたわら日本人2世やメキシコ人の教育にあたった。昭和7年帰国の船の中で死去。58歳。滋賀県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android