日本歴史地名大系 「布流村」の解説 布流村ふるうむら 福島県:喜多方市布流村[現在地名]喜多方市関柴町(せきしばまち)豊芦(とよあし)三城目(さんじようのめ)村の南にあり、北東は熊倉(くまぐら)村、西は姥堂(うばどう)川を隔てて堂畠(どうばたけ)村。熊倉組に属し、本村の東に端村四屋(よつや)(四ッ谷)がある。地内には南北朝を中心とする中世の板碑が一二基ある。うち七基ではそれぞれ観応三年(一三五二)三月九日・延文六年(一三六一)二月九日・貞治三年(一三六四)八月一七日・同六年八月一三日・同七年四月二日・応安二年(一三六九)三月一一日・永和二年(一三七六)七月の紀年銘を確認できる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by