布生村(読み)ふのうむら

日本歴史地名大系 「布生村」の解説

布生村
ふのうむら

[現在地名]名張市布生

布生川の上流神屋かみや村の東南にある山村で、集落上出かみで下出しもでに分れる。承平四年(九三四)一二月一九日の伊賀国夏見郷刀禰解案(光明寺古文書)比奈知ひなちなどとともに「布乃布」とあり、伊勢大神宮領であった。大永四年(一五二四)一〇月一日の庁宣(寛居反故帖)に「宇乃宇御厨」とあり、毎年の本宮御上分米を徴納し、式日の神役に勤仕すべきことが催促されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む