帆筒(読み)ホヅツ

デジタル大辞泉 「帆筒」の意味・読み・例文・類語

ほ‐づつ【帆筒】

和船で、帆柱の受け柱。筒。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帆筒」の意味・読み・例文・類語

ほ‐づつ【帆筒】

  1. 〘 名詞 〙 帆柱を立てるときの受け柱で、起倒式帆柱を採用する和船独特の構成材。単に筒というのが通例
    1. [初出の実例]「我がや漕ぐ一の保津々(ホツツ)滑車(せみ)の上に寿を千歳と云ふ花の咲いたる」(出典:皇太神宮年中行事(1192)贄海神事歌)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android