帆柱(読み)ホバシラ

デジタル大辞泉 「帆柱」の意味・読み・例文・類語

ほ‐ばしら【帆柱/×檣】

帆船の、帆を張るための柱。マスト

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精選版 日本国語大辞典 「帆柱」の意味・読み・例文・類語

ほ‐ばしら【帆柱・檣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船に帆を展張するために立てる柱。通常、和船では、船体のほぼ中央角柱を立て、大きな四角帆を揚げるが、櫓を漕ぐときは倒せるような起倒式とする。船首寄りに小帆を揚げる柱は彌帆柱(やほばしら)という。マスト。
    1. [初出の実例]「帆檣倒於船底」(出典:続日本紀‐宝亀九年(771)一一月乙卯)
  3. 男根をいう。
    1. [初出の実例]「手前に帆柱(ホバシラ)もちあはせず」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)中)

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