希有けれつ(読み)けうけれつ

精選版 日本国語大辞典 「希有けれつ」の意味・読み・例文・類語

けう‐けれつ【希有けれつ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )( 「けう(希有)」を強めたことば ) きわめて珍しいこと。非常に珍奇なこと。きみょうきてれつ。けうけけれつ。けうけてれつ。
    1. [初出の実例]「互に負ふ負ふと取といふは、希有(ケフ)けれつといふか、因果へけれけといはふか、かはった角力の取やうで有ったなア」(出典:浄瑠璃・関取二代勝負附(1768))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android