帝猷(読み)テイユウ

デジタル大辞泉 「帝猷」の意味・読み・例文・類語

てい‐ゆう〔‐イウ〕【帝×猷】

帝王のはかりごと。
「―をかたぶけ、国家をあやぶめんとするもの」〈平家・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帝猷」の意味・読み・例文・類語

てい‐ゆう ‥イウ【帝猷】

〘名〙 帝王の道。帝王としての治政帝道
家伝(760頃)下「公為人温雅、備於諸事、既為喉舌、賛揚帝猷、出則奉乗輿。入則掌枢桟、至有朝議、持平合和」
※平家(13C前)五「数千余歳のあひだ、帝猷をかたぶけ、国家をあやぶめむとする物」 〔後漢書‐蔡邕伝〕

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