師匠番(読み)ししょうばん

精選版 日本国語大辞典 「師匠番」の意味・読み・例文・類語

ししょう‐ばんシシャウ‥【師匠番】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代新任役人執務方法しきたりなどを教える役。また、その者。転じて一般に後輩や未熟な者を指導する者をいう。
    1. [初出の実例]「此卦のたいこおもしろしくまでは師(シ)しゃうばんよりつたへたるてう宝なり」(出典洒落本・擲銭青楼占(1771)地雷復)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android