師資相承(読み)ししそうしょう

精選版 日本国語大辞典「師資相承」の解説

しし‐そうしょう ‥サウショウ【師資相承】

〘名〙 (「ししそうじょう」とも) から弟子へと法を次第に伝えていくこと。師がみずから口で弟子に伝えて、衣鉢などが伝承されるもので、面授によらないで経巻などによって相承するものを依用相承という。
※観心寺文書‐元慶七年(883)九月一五日・河内国観心寺縁起資財帳「但不僧綱講師管領、師資相承門徒相存」
浄瑠璃・娥歌かるた(1714頃)二「思へば父は我師也。師資相承(シシシャウセウ)の此三衣」

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デジタル大辞泉「師資相承」の解説

しし‐そうしょう〔‐サウシヨウ〕【師資相承】

《「ししそうじょう」とも》師から弟子へと法・を伝えていくこと。

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世界大百科事典内の師資相承の言及

【相承】より

…相互に継承する意。師資相承ともいう。仏陀の滅後,特定の弟子に教法や戒律を伝えたのに始まり,中国で宗派が成立すると,各派それぞれに列祖の相承を説くようになる。…

※「師資相承」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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