帯電防止ゴム(読み)タイデンボウシゴム

化学辞典 第2版 「帯電防止ゴム」の解説

帯電防止ゴム
タイデンボウシゴム
antistatic rubber

帯電による静電気障害を防止するために,電気抵抗を減少させたゴムをいう.カーボンブラックを配合しない加硫ゴムは 1014 Ω cm の抵抗をもつが,ゴム分100部に対して約20部のカーボンブラックを配合したものは 1010 Ω cm 程度の体積固有抵抗を示し,CCやFCFなどの導電性カーボンブラックを約30部加えると抵抗は急激に減少して約 104 Ω cm になる.配合剤を適当に調節して抵抗を 107~109 Ω cm にしたゴムは,各種ゴムベルト,ロール,自動車のタイヤ,ゴム靴などに使用される.[別用語参照]導電性ゴム

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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