精選版 日本国語大辞典 「帰り下る」の意味・読み・例文・類語 かえり‐くだ・るかへり‥【帰下】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 天から地上へおり帰る。⇔帰り上る。[初出の実例]「辟支仏、即ち、返り下て王の懺悔を受く」(出典:今昔物語集(1120頃か)二)② 都から地方へ帰る。⇔帰り上る。[初出の実例]「能因法師伊予の国より上(のぼ)りてまたかへり下けるに人人馬のはなむけして、あけん春上(のぼ)らむといひ侍りければよめる」(出典:後拾遺和歌集(1086)別・四八三・詞書) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例