帰り下る(読み)かえりくだる

精選版 日本国語大辞典 「帰り下る」の意味・読み・例文・類語

かえり‐くだ・るかへり‥【帰下】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 天から地上へおり帰る。⇔帰り上る
    1. [初出の実例]「辟支仏、即ち、返り下て王の懺悔を受く」(出典:今昔物語集(1120頃か)二)
  3. 都から地方へ帰る。⇔帰り上る
    1. [初出の実例]「能因法師伊予の国より上(のぼ)りてまたかへり下けるに人人馬のはなむけして、あけん春上(のぼ)らむといひ侍りければよめる」(出典後拾遺和歌集(1086)別・四八三・詞書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む