帰り詣ず(読み)かえりもうず

精選版 日本国語大辞典 「帰り詣ず」の意味・読み・例文・類語

かえり‐もう・ずかへりまうづ【帰詣】

  1. 〘 自動詞 ダ下二段活用 〙 ( 「もうず」は「まいず」の変化したもの。「まうづ」は「まづ」とも書かれる ) 尊い所や貴人もとに帰って来る。また、外国から日本に帰って来る。帰参する。帰朝する。
    1. [初出の実例]「襲津彦(そつひこ)(ひさ)しく還(カヘリマウテ)ず」(出典日本書紀(720)応神一六年八月(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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