帰歟(読み)きよ

精選版 日本国語大辞典 「帰歟」の意味・読み・例文・類語

き‐よ【帰歟・帰与】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「論語公冶長」の「子在陳曰、帰与帰与、吾党之小子狂簡、斐然成章。不以裁一レ之也」による。「帰ろう」と帰るのを促す意 ) 帰ること。帰ろうとすること。
    1. [初出の実例]「昔尼父の陳に在し、帰歟の歎音有てり〈王仲宣〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)下)
    2. 「三年遊日域、高興促帰歟」(出典:蕉堅藁(1403)梅竹軒)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「帰歟」の読み・字形・画数・意味

【帰歟】きよ

帰ろうよ。

字通「帰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む