


(し)+止+帚。卜文・金文の字形は
と帚とに従い、止は後に加えられた。
は
肉の形。軍が出行するときに軍社に祭った肉で、これをひもろぎとして奉じた。軍が帰還すると、これを寝
に収めて報告祭をした。帚は寝
で
鬯(かんちよう)などを行うとき、酒をふりかけて用いるもので、寝
を意味する。婦人の嫁することを「帰」というのは、異姓の女が新たに寝
につかえることについて、祖霊の承認を求める儀礼を行うからである。帚は
鬯に用いる束茅の形。〔説文〕二上に「女の嫁するなり」という。饋・餽と通用し、食をおくることをいう。
など二字を収める。別に
があり、嵬・巍など鬼声の字と声義が近い。
i、饋・餽giu
iは声義が近い。〔論語、陽貨〕「孔子に豚を歸(おく)る」の〔
注〕に「魯、饋を歸と爲す。今、古に從ふ」とあり、〔魯論〕は歸、〔古論〕は饋字であった。
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[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...