精選版 日本国語大辞典 「帰難」の意味・読み・例文・類語
かえり‐がてかへり‥【帰難】
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 帰りにくそうなさま。帰りがたいようなさま。→がてに。
- [初出の実例]「山さきより神なびのもりまで送りに人人まかりて、かへりがてにして別れ惜しみけるによめる」(出典:古今和歌集(905‐914)離別・三八八・詞書)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...