常木村
つねぎむら
[現在地名]安中市安中
碓氷川を隔てて谷津村の南にあり、東は中宿村・下野尻村。「寛文朱印留」に村名がみえ、安中藩領。寛文郷帳では田方六三四石余・畑方九〇石余。天和元年(一六八一)の板倉氏入封当時は家数わずか九であったが(安中記)、江戸後期の御改革組合村高帳では七二五石余、安中藩領で家数一五。元禄郷帳によるとこの高のほかに谷津村安楽寺領二七石余、安中宿大泉寺領四石余があった。用水は碓氷川から取水した安中堰を利用。明治一〇年(一八七七)頃の家数一九・人数七二、牡馬三。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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