常盤井図子町
ときわいずしちよう
東西に通る元誓願寺通と武者小路通の間、南北に通る新町通と小川通の間。
後柏原天皇の猶子常盤井宮御所のあったところから町名が付けられた。中古京師内外地図にはこの辺りの方一町に「常盤井ノ宮」とあり、中昔京師地図にも「トキハノ宮御所」とある。常盤井宮については「親長卿記」明応四年(一四九五)五月五日条に「有火事、武者小路云々、風靡北、常盤井宮・徳大寺・左府・尊体寺等焼失」とみえる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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