日本歴史地名大系 「常福寺上地町」の解説 常福寺上地町じようふくじあげちまち 石川県:金沢市金沢城下第六連区常福寺上地町[現在地名]金沢市尾張町(おわりちよう)二丁目桶(おけ)町裏小路の西に続き、彦三(ひこそ)八番丁の角に至る小路の西方に沿う片側町。元禄九年(一六九六)の書上(「片岡孫作筆録」加越能文庫)に本町として「常福寺上地町」とみえる。常福寺は寛永二一年(一六四四)火災により鍛冶(かじ)町から袋(ふくろ)町へ移転、万治二年(一六五九)小立野(こだつの)に移っているので(貞享二年寺社由緒書上)、当町はもと袋町の一部で常福寺移転後に町立てされたとみられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by