日本歴史地名大系 「幡ヶ谷村」の解説 幡ヶ谷村はたがやむら 東京都:渋谷区幡ヶ谷村[現在地名]渋谷区本町(ほんまち)一―六丁目・幡ヶ谷一―三丁目・笹塚(ささづか)一―三丁目など代々木(よよぎ)村の西に位置し、南部を甲州道中が通る。北条氏所領役帳に遠山藤六の所領として一一貫文「幡ケ谷」とみえる。寛永二年(一六二五)の徳川秀忠知行宛行状(記録御用所本古文書)に豊島郡幡ヶ谷村一一〇石とみえ、旗本神谷正次領。田園簿には畑ヶ谷村とあり、田方六二石余・畑方三七石余、同領で、ほかに野銭永四貫三五二文は幕府領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報