干魳(読み)ひがます

精選版 日本国語大辞典 「干魳」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がます【干&JISFC64;】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 魳の干物
    1. [初出の実例]「ぬり台に小鮹魚一連又は干魣(ヒカマス)二十居て」(出典浮世草子西鶴織留(1694)一)
  3. やせ細った身体の人をあざけっていう語。やせがます。
    1. [初出の実例]「干魳いづれ露ぞみたるる〈武仙〉 やせこけて目にもたまらず泣わたり〈西花〉」(出典:俳諧・天満千句(1676)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android