平一面(読み)たいらいちめん

精選版 日本国語大辞典 「平一面」の意味・読み・例文・類語

たいら‐いちめん たひら‥【平一面】

〘名〙 ごくふつうに広く行なわれていること。また、すべてに対して同じようにすること。ひらいちめん。〔俚言集覧(1797頃)〕
滑稽本浮世風呂(1809‐13)四「潮煑で飯を食ふ下戸と、唐茄子のあべ川を食ふ上戸は、たひら一面(イチメン)押物だ」

ひら‐いちめん【平一面】

〘名〙 広い地域一帯にわたっていること。また、ごく普通にどこででも見られること。たいらいちめん。〔俚言集覧(1797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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