平久保(読み)へくぼ

日本歴史地名大系 「平久保」の解説

平久保
へくぼ

[現在地名]長野市篠ノ井塩崎 平久保

塩崎の東北部にあり、千曲川とひじり川が合流する西方集落

長享二年(一四八八)の諏訪社下社の春秋之宮造宮之次第には、「外之垣百八拾間之内 四間 布施へくべ」とあって、外垣造宮役を務めており、平久保に比定される。天正七年(一五七九)七月の下諏訪春宮造宮帳には「外籬四間 布施之内辺具へ」とあって、明らかに布施之内としている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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