平川新田(読み)ひらかわしんでん

日本歴史地名大系 「平川新田」の解説

平川新田
ひらかわしんでん

[現在地名]豊橋市平川町

田尻たじり村の西に続く。もと田尻原と称する洪積台地上の不毛地であった。寛文七年(一六六七)の乍恐指上ケ申田尻原新田書付之事(平川新田共有文書)に「下岩崎村前野より川原町うら野まて田畑新切仕度」とあり、この年篠田しのだ(現宝飯郡一宮町)弥兵衛吉田榎よしだえのき河岸の利兵衛が藩主小笠原長矩の許可を得て開発した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android