デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平林探溟」の解説 平林探溟 ひらばやし-たんめい 1849-? 幕末-大正時代の日本画家。嘉永(かえい)2年4月15日生まれ。狩野派の樋口探月にまなぶ。明治13年より大蔵省印刷局彫刻課につとめる。40年東京勧業博覧会で2等賞。同年の文展開設に際し,正派同志会の結成にくわわり評議員となる。相模(さがみ)(神奈川県)出身。本姓は加藤。通称は由松。作品に「楠公応召長年奉勅」「藤房卿」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例