精選版 日本国語大辞典 「平桁」の意味・読み・例文・類語 ひら‐げた【平桁】 〘 名詞 〙 高欄(こうらん)の中ほど、地覆(じふく)と矛木(ほこぎ)の間にある横木。[初出の実例]「自懐中虱を取出て、高欄の平げたに宛て、大指して殺けり」(出典:中外抄(1137‐54)保延三年六月一二日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の平桁の言及 【高欄】より …古語では〈おばしま〉。下から地覆(じふく),平桁(ひらげた),架木(ほこぎ)の横材が斗束(ますづか)に支えられ,斗束の間に平桁を支える栭束(たたらづか)がある。隅や端の納まりによって,親柱をたて上に擬宝珠(ぎぼし)をおく〈擬宝珠高欄〉,親柱を使わず架木先端を長く,平桁と地覆先端をわずかに出す〈組高欄〉,架木先端をそらせる〈刎(はね)高欄〉などがある。… ※「平桁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by