平桜村(読み)ひらざくらむら

日本歴史地名大系 「平桜村」の解説

平桜村
ひらざくらむら

[現在地名]小矢部市平桜

北市きたいち村・末友すえとも村の東、渋江しぶえ川右岸に位置。小原おはら道が通る。天正一一年(一五八三)八月の知行方目録(新田家文書)に「利波郡七村之内平桜」とみえ、佐々成政は平桜の一千三八俵の地などを林助右衛門に与えている。元和五年(一六一九)の家高新帳に村名がみえ、役家数二一、高木組に属する。正保郷帳では高八二三石余、田方四五町五反余・畑方九町三反、新開高三八石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高八九九石・免四ツ七歩、小物成は山役六二匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android