平江湊(読み)ひらのこうみなと

日本歴史地名大系 「平江湊」の解説

平江湊
ひらのこうみなと

[現在地名]豊田市越戸町・扶桑町・平井

矢作川とかご川・市木いちぎ川の合流する地点で、下江しものこう湊より六キロほど上流に位置する。近世越戸こしど湊、古鼠ふつそ百々どうど平井ひらい湊の前身で、市木城主鈴木氏によって支配されていたと推測される。貞治三年(一三六四)の上葺勧進帳(猿投神社文書)には「(八)百文 平江郷村人」と記されており、越戸には船塚ふなづか、平井には関屋せきやなど舟運に関する地名も残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む