平沢和重（読み）ヒラサワ カズシゲ

20世紀日本人名事典

平沢 和重
ヒラサワ カズシゲ

昭和期のジャーナリスト,外交評論家 元・ジャパンタイムズ主幹;東京オリンピック招致使節。

生年

明治42(1909)年9月14日

没年

昭和52(1977)年3月7日

出生地

香川県丸亀市

学歴〔年〕

東京帝大法学部政治学科〔昭和10年〕卒

主な受賞名〔年〕

NHK放送文化賞(第11回)〔昭和35年〕

経歴

昭和10年外務省に入り、ワシントンの日本大使館に赴任、斎藤博大使秘書官。帰国後、本省アメリカ局事務官、16年ニューヨーク領事となり、日米開戦で同年帰国。19年外務省を辞任、23年中部日本新聞社に入社。24年NHK解説委員となり、テレビの「総理と語る」などで活躍。31年ジャパンタイムズ主幹、サンケイ新聞論説顧問などを務めた。34年東京オリンピック招致使節として国際オリンピック委員会総会に出席、東京開催に尽力した。また三木武夫首相の外交ブレーンとしても活躍。35年第11回NHK放送文化賞を受賞した。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

平沢和重 ひらさわ-かずしげ

1909－1977　昭和時代後期の外交評論家。
明治42年9月14日生まれ。駐米大使秘書官,ニューヨーク領事などをへて,昭和24年NHK解説委員となる。のち「ジャパン-タイムズ」編集主幹,「産経新聞」論説顧問をつとめる。34年東竜太郎(あずま-りょうたろう)東京都知事とIOC総会に出席,第18回五輪の東京誘致につくした。昭和52年3月7日死去。67歳。香川県出身。東京帝大卒。

出典　講談社

367日誕生日大事典

平沢 和重 (ひらさわ かずしげ)

生年月日:1909年9月14日
昭和時代のジャーナリスト;外交評論家。・ジャパンタイムズ主幹;東京オリンピック招致使節
1977年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」