年が明く(読み)ねんがあく

精選版 日本国語大辞典 「年が明く」の意味・読み・例文・類語

ねん【年】 が=明(あ)く[=明(あ)ける]

  1. 年季明けになること。年季勤め年季奉公年限が終わる。年明き。年明け。
    1. [初出の実例]「年明(ネンアキ)てからは、女郎屋の法式にて、衣もきせず」(出典浮世草子・好色通変歌占(1688))
  2. 役目が終わる。縁が切れる。
    1. [初出の実例]「この御鏡をお前に渡してしまへば、わたしの年(ネン)があいたわいなア」(出典:歌舞伎・暫(1714))
  3. 役にたたなくなる。
    1. [初出の実例]「ねんかあいたとは やくにたたぬといふこと」(出典:新撰大阪詞大全(1841))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 御鏡 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む