年明(読み)ねんあき

精選版 日本国語大辞典 「年明」の意味・読み・例文・類語

ねん‐あき【年明】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ねんきあけ(年季明)
    1. [初出の実例]「何が出るぞ様(ためし)にと、年明(ネンアキ)前の女郎の、しかもふてきない人」(出典浮世草子好色二代男(1684)二)
  3. 新年

ねん‐あけ【年明】

  1. 〘 名詞 〙ねんきあけ(年季明)」の略。
    1. [初出の実例]「年明けは何所やら御茶の煎殻」(出典:雑俳・表若葉(1732))

とし‐あけ【年明】

  1. 〘 名詞 〙 年が改まって次の年になること。
    1. [初出の実例]「歳明 トシアケ」(出典:文明本節用集(室町中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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