年の神遺跡(読み)としのかみいせき

日本歴史地名大系 「年の神遺跡」の解説

年の神遺跡
としのかみいせき

[現在地名]岱明町野口 早馬・平・西平

国鉄鹿児島本線の玉名駅から西方へ約二・五キロ、線路の南手一帯の標高一一メートル前後の丘陵上に位置する。遺跡の範囲は東西約五〇〇メートル・南北約八〇メートルに及ぶ。遺跡の一画に年の神とよばれる石祠があり、遺跡名となっている。遺跡に所在する二個の巨石は昭和二七年(一九五二)頃から注目され、翌二八年に発掘調査が行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android