…西日本で年男の役を女性が演ずる点については,十分に説明がなされていないが,家長の公的権威が家の内部に拡大されて,本来は女性の任務であった家の神の祭祀を男性がつかさどるようになったとする説が有力である。神社や寺院では,厄年(やくどし)にあたる者を年男,年女(としおんな)と呼んで行事に参加させているが,正月行事に厄年の者が特定の役割をはたす民俗は各地にある。【坪井 洋文】。…
※「年女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...