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節分 せつぶん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

節分
せつぶん

元来,季節の移り変るときをさし,立春立夏立秋立冬それぞれ前日であった。しかし太陰太陽暦では立春を年の初めと定めたので,立春の前日すなわち大寒の最後の日を特に節分 (太陽暦の2月3日か4日) として重視した。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

節分

季節の分かれる日の意味で、立春、立夏、立秋、立冬の前日を指したが、今は一般的に立春の前日。春は年のはじまりであり、季節の変わり目には邪気が生じるという考えから、鬼払いなどの儀式が行われるのが一般的。「セツガワリ」「カラノトシトリ」など地域によって様々な名前がある。

(2013-02-03 朝日新聞 朝刊 東京西部 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

せち‐ぶん【節分】

せつぶん(節分)

せつ‐ぶん【節分】

季節の変わり目。立春立夏立秋立冬の前日。せちぶん。
特に、立春の前日。2月3日ごろ。この夜、鬼打ち豆をまいたり、柊(ひいらぎ)の枝に鰯(いわし)の頭をさしたものを戸口にはさんだりして、邪気を払う習慣がある。 冬》「―や家(や)ぬちかがやく夜半の月/秋桜子

せつぶん【節分】[狂言]

狂言。節分の夜、女に一目ぼれした鬼が、小歌をうたって口説く。女は鬼をだまして隠れ蓑(みの)・隠れ笠・打ち出の小槌(こづち)を取り上げ、豆をまいて追い払う。

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百科事典マイペディアの解説

節分【せつぶん】

立春の前日。雑節の一つで,新暦では2月3,4日ころ。古くは1日が夜から始まり,立春から新年が始まると考えられたため,節分は年頭の行事として重んじられた。現在も邪気を払い幸いを願う習俗が伝わり,社寺では節分祭や追儺(ついな),家庭でも豆まきが行われる。

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とっさの日本語便利帳の解説

節分

立春の前日を節分といって、豆まきの行事が行われるが、これは本来、追儺(ついな)と呼ばれる宮中行事。追儺はまた鬼やらいともいい、疫鬼(えきき)・悪鬼を追い払う行事。古い時代は宮中でのみ行われていたが、江戸時代になると宮中では廃止になり、逆に庶民の間に広がった。節分の豆まきのことばは、「福は内、鬼は外」であるが、仏教寺院では「福は内、鬼も内」と唱える所もある。鬼を集めて、お経の力で改心させるためだという。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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日本文化いろは事典の解説

節分

「節分」は「せち分かれ」とも言い、本来季節の変わり目、すなわち立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す言葉です。特に現在は立春の前日(2月3日)を「節分」と言い、豆をまいて悪疫退散や招福の行事が行われます。

出典|シナジーマーティング(株)
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占い用語集の解説

節分

季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。特に、立春の節入り(2月3日前後の旧暦の正月)のことを指す場合が多い。節分当日の夕暮れに、柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に立てておいたり、豆撒きをすることで「邪気」を払う習慣がある。

出典|占い学校 アカデメイア・カレッジ
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デジタル大辞泉プラスの解説

節分

古典落語の演目のひとつ。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

せつぶん【節分】

雑節の一つで,立春の前日。現行暦では2月3日もしくは4日にあたる。大晦日,1月6日,1月14日とともに年越しの日とされ,これらとの混交もみられるが,現在の節分行事はほぼ全国的に,いり豆をまく追儺(ついな)の行事と門口にヤキカガシ(ヤイカガシ)を掲げる風習を行う点で共通している。社寺でも民間でも盛んに行われる豆まきの唱え言は土地によって各種あるが,〈鬼は外,福は内〉というのが一般で,訪れる邪鬼をはらおうとするものと解されている。

せつぶん【節分】

狂言の曲名。鬼狂言。大蔵・和泉両流にある。節分の夜,夫が出雲大社年取りに出かけたので女がひとりで留守をしているところへ,蓬萊の島から来た鬼が訪れる。美しい人妻に心を奪われた鬼は,小歌をうたいつつ言い寄るが,女はいっこうに受けつけないので,ついに泣き出してしまう。その様子を見た女は,なびくと見せかけて,鬼の持つ隠れ笠,隠れ蓑打出の小槌などの宝を取り上げ,家の中に入れる。鬼は横になり,くたびれたから腰をたたいてくれなどと亭主気取りもつかのま,女は,やっと豆をはやす時分になったと〈福は内,鬼は外〉と豆をぶつけて鬼を追い出す。

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大辞林 第三版の解説

せちぶん【節分】

せつぶん(節分) 」に同じ。 「あるじせぬ所、まいて-などはいとすさまじ/枕草子 25

せつぶん【節分】

季節の変わり目。立春・立夏・立秋・立冬の称。せちぶん。
特に立春の前日の称。この日鰯いわしの頭を柊ひいらぎの小枝に刺して戸口にさし、炒り豆をまいて悪疫退散、招福の行事を行う風習がある。冬から春への境として物忌みに籠ったのが本来の行事。 [季] 冬。 → 追儺ついな

せつぶん【節分】

狂言の一。節分の夜、鬼に口説くどかれた女が、鬼をだまして隠れ蓑や打ち出の小槌こづちなどを奪い、そのあげく「鬼は外」と豆をまいて追い出してしまう。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の節分の言及

【追儺】より

…方相氏の扮装が異様なため,のちには方相氏が鬼で,群臣が追い出すのだと考えられた。宮廷行事としては中世に廃れたが,近世になり諸国の神社で節分に追儺祭が行われるようになった。【伊藤 唯真】
[中国]
 儺(だ),大儺とも呼ぶ。…

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