年窯(読み)ネンヨウ

デジタル大辞泉 「年窯」の意味・読み・例文・類語

ねん‐よう〔‐エウ〕【年窯】

中国清代の雍正年間(1723~1735)景徳鎮官窯で陶官、年希尭ねんきぎょう指導もとに焼かれた磁器。特に、灰鼠色の青磁が名高い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「年窯」の意味・読み・例文・類語

ねん‐よう‥エウ【年窯】

  1. 〘 名詞 〙 中国の清代、雍正年間(一七二三‐三五)に官窯で焼かれた精巧な陶磁器。景徳鎮官窯の陶業を監督した年希堯によって創始されたという。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android