年貢を納める(読み)ねんぐをおさめる

精選版 日本国語大辞典 「年貢を納める」の意味・読み・例文・類語

ねんぐ【年貢】 を 納(おさ)める

(年貢滞納を清算する意から) 悪人が捕えられて罪に服する。あきらめて相手の要求通りにする。転じて、物事が落ちつく。最後となる。
※苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉五「さては定命五十年としてもまだ行先二十年あまりこの世の年貢(ネング)ををさめなければならぬじぶんの身の上のことが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android