年越(読み)としこし

精選版 日本国語大辞典 「年越」の意味・読み・例文・類語

とし‐こし【年越】

  1. 〘 名詞 〙 旧年を越して新年を迎えること。また、そのかわりめの夜。大晦日の夜、節分の夜をいう。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「清水にとしこしに籠りたりけるに遣はしける」(出典:山家集(12C後)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「年越」の意味・わかりやすい解説

年越
としこし

大みそか

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android