幷州の情(読み)へいしゅうのじょう

故事成語を知る辞典 「幷州の情」の解説

幷州の情

どんな土地であっても、長年住んでいると、離れがたく思われるということ。また、転じて、第二の故郷をなつかしむ気持ち。

[由来] 八~九世紀、唐王朝の時代中国詩人とうの詩の一節から。彼は、「幷州」という土地に赴任していた一〇年の間、都がなつかしくてしかたありませんでしたが、さらに遠くへ転任することになったとき、その気持ちを、「かえって幷州を望めばれ故郷(振り返って幷州の町を眺めやると、故郷のようにさえ思われる)」とうたっています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む