幽隠(読み)ゆういん

精選版 日本国語大辞典 「幽隠」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐いんイウ‥【幽隠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 暗くかくれて外にあらわれないこと。また、そのさまやその所。
    1. [初出の実例]「幽に言は綢繆として権謀を幽陰になすなり」(出典:史記抄(1477)二〇)
    2. [その他の文献]〔荀子‐非十二子〕
  3. ( ━する ) 世をのがれ、かくれすむこと。
    1. [初出の実例]「物外囂塵遠、山中幽隠親」(出典:懐風藻(751)奉和藤太政佳野之作〈葛井広成〉)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐哀時命〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「幽隠」の読み・字形・画数・意味

【幽隠】ゆういん

奥深く隠れる。

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