権謀(読み)ケンボウ

デジタル大辞泉 「権謀」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぼう【権謀】

臨機応変のはかりごと。「権謀をめぐらす」
[類語]陰謀策略計略作戦謀略はかりごと企み画策策動術策謀計奸策詭計深謀遠謀深慮悪だくみわな機略

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精選版 日本国語大辞典 「権謀」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぼう【権謀】

  1. 〘 名詞 〙 臨機応変のはかりごとをめぐらすこと。また、場に応じた策略。権略権変。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「信長公は、〈略〉権謀を事とし信を守、其気象愚にして非愚」(出典太閤記(1625)一)
    2. [その他の文献]〔漢書‐孔光伝〕

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普及版 字通 「権謀」の読み・字形・画数・意味

【権謀】けんぼう

臨機の謀。〔子、王覇〕故に國を用ふる、義立ちて王たり、信立ちてたり、謀立ちてぶ。三み擇ぶなり。

字通「権」の項目を見る

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