20世紀日本人名事典 「広瀬 京一郎」の解説 広瀬 京一郎ヒロセ キョウイチロウ 昭和期の哲学者 お茶の水女子大学文教育学部教授。 生年大正10(1921)年7月28日 没年昭和55(1980)年1月12日 出生地東京市麴町区一番町(現・千代田区) 学歴〔年〕東京帝大文学部倫理学科卒 経歴昭和28年聖心女子大学助教授、49年教授に就任。また同年より没年までお茶の水女子大学教授を務めた。一高在学中からカトリックに親近し、18年受洗。生涯をカトリック教徒として、また自らの実存に基いて哲学を研究した。著書に「マルセルの哲学」「人生を考えるヒント」「サルトルとマルセル」「西洋論理思想史」、訳書にマルセル「存在と所有」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報