広田栄太郎(読み)ヒロタ エイタロウ

20世紀日本人名事典 「広田栄太郎」の解説

広田 栄太郎
ヒロタ エイタロウ

昭和期の国語学者 元・大妻女子大学教授・附属図書館長。



生年
明治42(1909)年2月8日

没年
昭和49(1974)年5月23日

出生地
東京・京橋

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部国文学科〔昭和7年〕卒

経歴
二松学舎、第七高等学校各教授を経て、昭和16年文部省国語調査官に就任。国語審議会幹事も務め、国語調査、戦後の国語、国字改良に携わり、43年退官。中央大、大妻女子大各教授も務めた。著書に「近代訳語考」「用字用語辞典」「類語辞典」「故事ことわざ辞典」「文章表現辞典」「雨花亭集」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広田栄太郎」の解説

広田栄太郎 ひろた-えいたろう

1909-1974 昭和時代の国語学者。
明治42年2月8日生まれ。二松学舎教授などをへて文部省国語調査官となる。国語審議会幹事をつとめ,戦後の国語国字改良にあたる。のち中央大教授,大妻女子大教授。昭和49年5月23日死去。65歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「近代訳語考」,編著に「用字用語辞典」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android