庄五郎新田(読み)しようごろうしんでん

日本歴史地名大系 「庄五郎新田」の解説

庄五郎新田
しようごろうしんでん

[現在地名]川口市木曾呂きぞろ

木曾呂村の東に位置し、北は源左衛門げんざえもん新田。台地低地が入組み、小名のみようチンさか・ムジナさかに示されるように起伏が多い。村名は開発人に由来する(風土記稿)。田園簿では高一七石余(皆畑)、関東郡代伊奈領。寛文元年(一六六一)の年貢割付状(早船家文書)では下畑三町七反余・下々畑七反余で、取永一貫九一四文。天明三年(一七八三)の領主伊奈家への諸役は源左衛門新田とともに永三二八文余を勤めている(「伊奈家諸役村々割合」杉浦家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android