木曾呂村(読み)きぞろむら

日本歴史地名大系 「木曾呂村」の解説

木曾呂村
きぞろむら

[現在地名]川口市木曾呂

石神いしがみ村の西に位置し、東は庄五郎しようごろう新田。南流するしば川左岸に広がる低地山林台地とを、南流する見沼代用水(東縁)が東西に分ける。木揃きぞろとも記し(富士塚築造因由碑銘)、山林の多い村。田園簿では田三二〇石余・畑一五八石余。江戸時代を通じて幕府領であったと考えられる(田園簿・改革組合取調書など)。元禄一〇年(一六九七)検地帳(石井家文書)によると高四一五石余、うち田一九〇石余・畑屋敷二二五石余、反別田二七町五反余・畑三三町七反余・屋敷三町六反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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