庄司乙吉(読み)ショウジ オトキチ

20世紀日本人名事典 「庄司乙吉」の解説

庄司 乙吉
ショウジ オトキチ

昭和期の実業家 元・東洋紡績社長



生年
明治6年5月18日(1873年)

没年
昭和19(1944)年11月30日

出生地
秋田県

学歴〔年〕
東京高商(現・一橋大学)〔明治30年〕卒

経歴
大日本綿糸紡績同業連合会(紡連)ボンベイ駐在員、紡連書記長を経て大正元年大阪紡績支配人に転じ、大正6年同社後身の東洋紡績取締役、副社長、昭和10年社長となった。15年退任して相談役。紡連委員長、同会長、内閣審議会参与も務めた。この間大正8年第1回国際労働会議に武藤山治顧問渡米、14年支那特別関税会議随員、昭和12年には日米綿業会談、日蘭民間会商の日本側代表となり、日本綿業倶楽部会長を務めた。大正12年にギロチン団に狙撃されたことがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「庄司乙吉」の解説

庄司乙吉 しょうじ-おときち

1873-1944 大正-昭和時代前期の実業家。
明治6年5月18日生まれ。大日本綿糸紡績同業連合会書記長,大阪紡績支配人をへて,昭和10年東洋紡績(大阪紡績の後身)社長となる。日米綿業会談の日本側代表,大日本紡績連合会会長などをつとめた。昭和19年11月30日死去。72歳。秋田県出身。高等商業(現一橋大)卒。
格言など】「分を知り」「分に安んじ」「分を守る」(処世訓)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「庄司乙吉」の解説

庄司 乙吉 (しょうじ おときち)

生年月日:1873年5月18日
昭和時代の実業家。東洋紡績社長;大日本紡績連合会会長
1944年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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