床船梁(読み)とこふなばり

精選版 日本国語大辞典 「床船梁」の意味・読み・例文・類語

とこ‐ふなばり【床船梁】

  1. 〘 名詞 〙 和船構造の横張力を受け持つ多数船梁櫓床)のうち船尾を固める重要な船梁。その中央に舵を架するための凹所(鷲口)を設けるので、太く丈夫につくる。舵床(かじどこ)ともいい、略して床と呼ぶことが多い。とこぬき。〔今西氏家舶縄墨私記(1813)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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