舵床(読み)カジドコ

デジタル大辞泉 「舵床」の意味・読み・例文・類語

かじ‐どこ〔かぢ‐〕【×舵床】

和船の最後部に横たわる梁の中央部の、舵をはめ込むように作った所。床船梁とこふなばり。床。

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精選版 日本国語大辞典 「舵床」の意味・読み・例文・類語

かじ‐どこかぢ‥【舵床】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かじとこ」とも ) 和船の船尾を固める床船梁別称。舵を支える役を兼ねるところからいう。多数船梁の中では最も太く、その中央に舵の身木(みき)を受ける凹所(わし口)を設けるため、通常欅(けやき)肥松(こえまつ)などの丈夫な木を用いる。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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