精選版 日本国語大辞典 「櫓床」の意味・読み・例文・類語 ろ‐どこ【櫓床・艪床】 〘 名詞 〙 和船の上棚の上縁に設ける櫓をかけるための角材。近世の軍船形式では、上船梁の直上に設けて両舷側から突き出した部分に櫓杭(ろぐい)をつけて櫓をかけるが、荷船形式では上船梁と櫓床は兼用とするのが通例。[初出の実例]「御顔に水を灑ぎ、艪床(ロトコ)を洗て、御口に入なんどしければ、半時計して活出させ給へり」(出典:太平記(14C後)一八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例