櫓床(読み)ろどこ

精選版 日本国語大辞典 「櫓床」の意味・読み・例文・類語

ろ‐どこ【櫓床・艪床】

  1. 〘 名詞 〙 和船の上棚の上縁に設ける櫓をかけるための角材近世の軍船形式では、上船梁の直上に設けて両舷側から突き出した部分櫓杭(ろぐい)をつけて櫓をかけるが、荷船形式では上船梁と櫓床は兼用とするのが通例
    1. [初出の実例]「御顔に水を灑ぎ、艪床(ロトコ)を洗て、御口に入なんどしければ、半時計して活出させ給へり」(出典太平記(14C後)一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む