座て食らえば山も空し(読み)ざしてくらえばやまもむなし

精選版 日本国語大辞典 「座て食らえば山も空し」の意味・読み・例文・類語

ざし【座】 て 食(く)らえば山(やま)も空(むな)

  1. ざしょく(座食)すれば山も空し
    1. [初出の実例]「為すこともなく昨日と送り今日と暮らす内、坐して食(クラ)へば山も空しの諺に漏れず」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)
    2. [その他の文献]〔桃花扇‐棲真〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む