座て食らえば山も空し(読み)ざしてくらえばやまもむなし

精選版 日本国語大辞典 「座て食らえば山も空し」の意味・読み・例文・類語

ざし【座】 て 食(く)らえば山(やま)も空(むな)

  1. ざしょく(座食)すれば山も空し
    1. [初出の実例]「為すこともなく昨日と送り今日と暮らす内、坐して食(クラ)へば山も空しの諺に漏れず」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)
    2. [その他の文献]〔桃花扇‐棲真〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android